早いと速いの違い!使い分けはどうしたらいいの?
う~ん…、コレって「速い」?
それとも「早い」の方がいいのかな?
ああ~もうワケがわからんくなってきたーヽ(`Д´)ノ!!
私はよくブログを書いていることが多いので、漢字の使い分けで、ヒジョーに困ることがけっこうあります。
そのうちの一つが「はやい」。
だいたいどんな違いなのかは、なんとなくわかっているつもりなんだけど、たまにどっちを使えばいいかわからない時がチラホラ…
そこで、「早い」と「速い」の違いについて、改めて、勉強し直してみることに。
「実は私もよくわかっていませんでした…」
というあなたは、私と一緒にコッソリ勉強してみましょう。
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「早い」と「速い」。基本的な使い分け
まず、基本的な違いについてお話していきます。
わかりやすく、シンプルに違いをまとめると、
- 早い・・・何かをする時期や時刻が早いという意味。英語で言うと「early」。
- 速い・・・何かをするのにかかる時間が短いという意味。英語で言うと「fast」。
このような違いがあります。
例えば、「朝起きるのがはやい」の場合は、時間に関係するので「早い」、「ベッドから起き上がるのがはやい」だと動作なので「速い」、となります。
まあ、この程度のことはほとんどの方が、それぐらいはわかってるよ、と思うはずです。
しかし、実際には使い分けで悩む時が出てくる…
次は、そんな謎について解き明かしていきましょう。
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速度に関係しているのに、なぜか「早い」を使うことが多い現実…
その原因は、
- 早足
- 早食い
- 素早い
- 早口
などなど、実際に使われている言葉たちを見てみると、動作が速いということなのに、なぜか「早」を使うことが多いからです。
こうしたおかしな事例がたくさんあるから、使い分けでわからなくなってしまうことが出てくるんですね。
だって、正しい意味で考えたら、「速足」とか「速食い」とかの方がしっくり来るじゃないですか。
なのに「早い」と使う理不尽さ(^_^;)
外国の人が「ニホンゴムズカシイネ~」って言ってるのをテレビでチラホラ聞きますが、日本人の私もその気持ちがよくわかりました(苦笑)
なんでこんなややこしいんだー!!
どうしてこのようなことになっているのか、調べてみたところ、「早い」という言葉には、「急いで行う様子」という意味もあるんだとか。
そう聞くと、まあ確かに…と、いちおう納得はできそうです。
でも、なんで「早」ばっかり使われるんでしょうかね?
別に「速」の方を使ってもいいじゃないですか。
これについては、
「辞書とかでもそうなってるんだし、そうとしか言いようが無いんだよ…(ー_ー)」
とのこと(苦笑)
こじつけでも何でもいいから何か理由があるだろ、とさらに調べてみて、それっぽい理由として、「早」の方が、かんたんに書けるからというのがありました。
まあ、言われてみればそうだけど…
なんだかものすご~く単純な答えだったけど、案外これが真相なのかもしれません。
やっぱり難しい漢字はできるだけ書きたくないのは、皆同じってことですかね(笑)
まとめ
「早い」と「速い」の違い、これでちゃんと理解できたでしょうか?
基本的には、時期や時刻だったら「早い」、速度だったら「速い」を使っておけば問題ありません。
もし、よくわからない場合は、どっちの意味でも通るなら、どちらを使ってもいいです。
なんともスッキリしない結論ですが、まあ仕方ないですからね…
日本語の複雑さを痛感する出来事でした(苦笑)
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