アーモンドの食べ過ぎでニキビに?このウワサって本当?
アーモンドを食べ過ぎるとニキビになります!
ニキビを気にしたことがある方なら、こんなウワサを一度は聞いたことがあるんじゃないでしょうか?
私も中学時代にヒドいニキビに悩まされていた頃に、この話を聞いたのですが、その当時は、
「別にアーモンドなんて食べないからいいや~♪」
と他人ごとだったのですが、最近アーモンドにハマりだした私には、地味に大きな問題です…(^_^;)
それで、ちょっと心配になったので、このウワサが本当なのかどうか、検証してみましたよ!
私以外にも、気になっている人がいるはずなので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
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ニキビはなぜできるのか?
まず、ニキビができる原因は何なの?というところから確認してみましょう。
学生時代にできる、思春期ニキビというヤツは、主な原因は、ホルモンバランスの乱れによる皮脂の過剰分泌から来ているのですが、大人ニキビはちょっと違います。
大人ニキビの場合は、古い角質がキレイに剥がれずに皮膚まわりに溜まってしまい、毛穴が詰まってしまうのが原因。
そして、詰まった毛穴の中で、ニキビの原因菌アクネ菌がウジャウジャと繁殖してしまうからなのです。
つまり、「皮脂が根本的な原因ではない」ということをしっかり覚えておいてください。
まあ、もちろん、皮脂はアクネ菌のエサとなるので、油分の摂り過ぎは危険ですが、許容量であれば、別に心配するものでもありません。
今回のメインテーマはココではないので、今は大まかなニキビができるメカニズムについてのみお話して、終わりにしておきます。
ここまで理解しておけば、後の話は十分に理解できるし、問題ありませんので。
では、次に、アーモンドがニキビにどう影響するのか、という本題について調査してみましょう。
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アーモンドは本当にニキビの原因なのか?
本当のことをお話すると、答えはNOなんです!
ただし、アーモンド自体は50%が油分でできているので、確かに食べ過ぎると、ニキビになることはあるかもしれません。
でも、これはあくまで食べ過ぎたらの話であって、よほどのドカ食いさえしなければ、ニキビの直接の原因になることはまずないと考えて大丈夫です。
ちなみに、1日に食べていい目安は20~25粒。
詳しい理由については、こちらの記事を参考に↓
⇒ アーモンドは1日何粒食べるのがいい?保存法にも注意点が!
むしろアーモンドには、
- ビタミンE・・・肌の代謝をアップし、正常な肌の生成を促す。(古い角質が残らない!)
- ビタミンB2・・・皮脂の過上分泌を抑えてくれる。
- 不溶性食物繊維・・・腸内環境を正常化し、免疫力をアップ。(アクネ菌の繁殖も防いでくれる)
といった、ニキビに良い栄養がたくさん含まれています。
だから、むしろ原因というよりも、ニキビ対策のために、積極的に食べた方が良いくらいの食べ物なんです!
なのに、どうしてこんな間違ったウワサが広まってしまったのか?次はそのヒミツについて、紹介していきます。
「アーモンド=ニキビ」この方程式ができたワケ
それは、市販されているアーモンドの加工方法に理由があったんです!
市販のアーモンドって、基本的にローストして、塩つきのものが多いんですね。
このローストするときに、油を使っているのが大きな原因なんです。
この油が時間が経つことで酸化して、質の悪い油分を大量に摂取してしまうから、ニキビができてしまう…というワケ。
つまり、この加工の際のよけいな油がいけなかったんですね。
まあ、美味しさのためにやってることなので、悪者扱いばかりするのもいけませんが、健康や美肌のことを考えると良くありません。
じゃあ、どうすればいいのかというと、すごく簡単で、「素焼き」のアーモンドを買えばいいだけ。
素焼き=油を使わずにローストしている
ということなので、これなら安心して食べられますよ!
それなりの規模のスーパーであれば、素焼きのものはちゃんとあるはずなので、探してみてくださいね。
なければ、ネットでもすぐに見つけられます。
ちなみに、アーモンドの油分も時間は経てば、当然酸化しますが、こちらに関しては、密閉して保存しておけば、そこまで心配する必要はありません。
まとめ
アーモンドはニキビの原因になるのか?
このウワサの真相をお話してきましたが、いかがでしたでしょうか?
結論は、もちろん、
『食べ過ぎなければ全然問題ナシ!』
です。
最後に、食べ過ぎに関しては、どんなに体に良いとされる食べ物でも、必要以上に食べてしまえば、体に悪いのは当たり前のことです。
なので、限度だけはしっかり守りましょう。
美味しいからついつい食べ過ぎちゃうキモチもわからなくもないんですけどね…(苦笑)
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