カレーの食中毒予防!気をつけるべき5つのコトとは?
料理はいちおうするけど、レパートリーが少ない私がよく作る料理、それは「カレー」。
一回作れば2~3日食べられるので、ラクできるところが最高ですよね~(笑)
しかし、暑い時期になってくると、気になるのが食中毒…
せっかく作り置きしても、食べられなくなってしまっては、元も子もないですからね…(^_^;)
ということで、今回は、カレーの食中毒の予防法について、お話していきますよ!
何もせずに、そのままキッチンに置いていた、という方は、お腹を壊さないためにも、これからはぜひやってみてくださいね。
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カレーの食中毒菌について知ろう
いきなり予防法に入る前に、カレーで食中毒になる原因について、かんたんに紹介しておきます。
コレを知っておかないと、後で紹介する対策をする意味が理解できなくなってしまうので。
原因は、ウェルシュ菌という菌の増殖です。
この菌の特徴としては、
- 熱に強い(100℃以上でも生きられる)
- 無味無臭(見た目や味の変化で気づくことができない)
- 40~50℃で最も活発に増殖
- 酸素の無いところが好き
- 潜伏期間は6~18時間
などが挙げられます。
箇条書きでサラッと書きましたが、夏場にカレーをそのまま置いといたら、大変なコトになるというのは、すぐに予想できるでしょう。
ちなみに、ウェルシュ菌による食中毒は、1日か2日くらい腹痛や下痢の症状が出て、その後は自然に回復することが多いようです。
なので、命に関わるようなことは滅多に無いかもしれませんが、腹痛だけでも十分辛いので、しっかり対策したいですよね。
原因については、大まかに覚えておけば、大丈夫なので、次は、具体的な予防法について紹介していきます。
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食中毒を予防するための対策
1.加熱をしっかりする
基本中のキホンですが、しっかりと火を通しましょう。
調理のときにしっかり加熱しているから、温め直すときは、温まればそれでいいや~、と安易に考えてはいないでしょうか?
(まあ私は思ってましたけどね…苦笑)
全体が十分に温まったところから、さらに少なくとも5分くらいは加熱した方がより安全になります。
でも、ちょっと待って下さい!
さっきウェルシュ菌って熱に強いって言いましたよね?
実は、この菌は1時間以上加熱してもピンピンしているしぶとい菌なのです!
だから、加熱だけでは対策としては不十分。
なので、より重要になってくるのが、ここから後の対策になります。
2.よくかき混ぜる
加熱するときに、カレーをしっかりかき混ぜてください。
混ぜることで、酸素も取り込むことができるので、酸素が嫌いなウェルシュ菌の増殖を抑えるのには効果大!
なので、コレでもかというぐらいまぜまぜしちゃいましょう!
3.小分けにして冷蔵庫へ
低温状況の中では、菌の繁殖も収まるので、冷蔵庫や冷凍庫に入れて冷やすというのは、思いついた方も多いと思います。
しかし、鍋のまま入れようとすると、中までしっかり熱が取れるまで時間がかかるので、その間に菌が増えてしまいます。
そこで、大事なポイントが小分けにするということ!
タッパーなどに小分けすることで、温度が下がるのにかかる時間を大きく短縮できます。
ちなみに、空気にも触れやすくなるので、酸素も含んでダブルの効果がありますよ!
どうしても鍋のまま保存したい場合は、氷水などで鍋を冷やすといいでしょう。
これなら、けっこう早く冷めるかと。
4.入れる具材に気をつける
ウェルシュ菌は、じゃがいもやにんじん、あとは肉類に付いていることが多いです。
カレーのメインとなる具材なので、入れないというのは難しいですが、野菜類であれば、しっかり洗うなどできることは必ずやっておきましょう。
思い切って、いろんな種類のカレーづくりにチャレンジしてみるのもアリですね。
5.なるべく早く食べきる
これで最後ですが、最も確実な方法です。
やっぱりさっさと食べてしまうのがいちばんの対策になりますね。
とは言っても、これがムリだから困ってるんですよね~…(^_^;)
まあ、理屈上は最強の方法です(苦笑)
まとめ
カレーの食中毒対策について紹介してきましたが、いかがでしたか?
確認のために、まとめておくと、
- 十分に加熱
- よくかき混ぜ、酸素を入れる
- 小分けにして冷蔵保存(もしくは冷凍)
- 具材はしっかり洗う
- できるだけ早く食べる
です。
1番は当然ながら、2~4番も合わせて行い、食中毒にならないように万全の対策をしましょう。
あと、5番もなるべく意識してくださいね。
カレーの作り置きできるというメリットは薄れてしまうのはちょっと残念ですが、健康がいちばんですからね~。
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