HDLコレステロールが高い原因!健康への問題は?
この間、体調不良で病院に行ったのですが、かなり久しぶりだったこともあり、念のため他の部分もいろいろ検査してもらいました。
そして、その結果…、
「コレステロール値が高いね…」
おお・・・orz
とヘコんだのも束の間、よくよく話しを聞いてみると、HDLコレステロールが高いのが関係しているとのこと。
検査結果を見てみると、確かにHDLも基準値をオーバーしていました。
(LDLコレステロールの方は問題ナシでした)
このHDLコレステロールって、善玉コレステロールとも呼ばれていて、血管に残ってしまった余分なコレステロールを取り除いてくれる、つまり良いヤツ(笑)だそうです。
心筋梗塞や動脈硬化の予防にも役立つと言われています。
なので、お医者さんの話でも、そこまで気にしなくても大丈夫だよと言われ、話は終わってしまったのですが、帰ってきてから、本当に何もないの?と少し気になったので、HDLコレステロールが高い原因について調べてみました。
体に良いとされているのに、高過ぎるのは良くないのかな…?と思っているあなたは必見ですよ。
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考えられる主な原因2つ
HDLコレステロールが高くなる原因としては、
- 食生活や運動によるもの
- 遺伝によるもの
この2つが考えられると言われています。
では、順番に詳細を見ていきましょう。
1.食生活・運動
まず、食事についてですが、アルコールの摂取はHDLコレステロールの増加につながるとされています。
過剰摂取はもちろんいけませんが、少しの量でも増えてしまうので、できる限り控えた方がいいかと思います。
あとは、ナッツ類にもHDLコレステロールを増やす効果があるという研究結果も。
実は私、毎日アーモンド食べてるんですよね。
もしかしてコレのせいなのか…(^_^;)?
ただ、ナッツもカロリーが多いので食べ過ぎは禁物ですが。
他の食べ物に関しても、バランスが大切で、偏った食事をしないよう心がけてくださいね。
そして、運動に関してですが、普段からよく運動している人(特に有酸素運動)が高くなる傾向があります。
運動は、LDLコレステロールを下げるのにも有効ですし、これは別に止める必要はないかと。
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2.遺伝
CETP(コレステロールエステル転送蛋白)欠損症といって、CETPというタンパク質が欠損していると、HDLコレステロールが高くなることが最近になってわかってきています。
この症状は、日本人には100人に1人ぐらいの割合でいるそうです。
けっこう多いですよね。
このCETPが欠損していてHDLコレステロール値が高い場合は、冠動脈(心臓の筋肉に酸素をとどける動脈)の病気になりやすいというデータもあることから、油断はできません。
ただ、CETP欠損症は今のところ治療法などが無く、定期的に数値を確認して、大きな変動はないかをチェックしていくことが対策になります。
まとめ
HDLコレステロールは、基本的には良いはたらきをするものなので、少しぐらい高くてもあまり気にする必要はありませんが、異常に高過ぎる場合は病気が関係していることもあるので、病院で相談した方が良いでしょう。
私の場合は、基準値を少し超えている程度で、食事や運動をしているせいかなと思うので、たぶん大丈夫なのかな…
先生も大丈夫って言ってたし、定期的に検査をするようにして様子を見ていこうと思います。
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