エコノミー症候群の症状!座りっぱなしで足のしびれに要注意!
最近、お仕事の関係で、けっこう飛行機に乗ることが増えてきました。
それで、私がちょっと心配しているのはエコノミー症候群。
なんとなく名前を聞いたことがある程度の認識だったのですが、いったいどんな症状が出るのかまでは、ぜんぜん知らなかったので、今後に備えて覚えておこうかと思ったわけです。
そしたら、私の場合は、普段の生活スタイルそのものが、けっこうヤバいことがわかりました…(^_^;)
その理由についても後でしっかり触れますが、同じような状況の人はかなりいると思うので、飛行機に乗らない人でも、これは絶対に知っておいた方がいいですよ!
というワケで、さっそくエコノミー症候群の症状や予防法について、お話していきたいと思います。
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エコノミー症候群って何?
まずは、そもそもエコノミー症候群って何なの?という人は、私も含めてけっこういるはずなので、まずは簡単に説明をしておきましょう。
エコノミー症候群とは、別名「深部静脈血栓症」、「肺血栓塞栓(はいけっせんそくせん)症」とも呼ばれている、長時間同じ体制で座り続けることで、太ももやひざ裏辺りが圧迫され、血栓ができる病気のことです。
ちなみに、エコノミー症候群なんて名前になっていますが、座席のグレードは関係ないし、バスや電車などの他の乗り物でも起こりうることなので、十分に気をつけてくださいね。
こんな症状が出たら要注意!
では、主な症状としては、足のしびれや痛み、むくみなどが出ることが多いようです。
ただし、この場合は、長い間座りっぱなしで、足の血流が悪くなっただけであることも多いので、後で紹介する対策をして良くなれば、そこまで心配する必要はありません。
しかし、もし足に血栓ができてしまうと、立ち上がったりして急に血流がよくなった時に、血栓が肺へと流れて詰まってしまい、
- 胸の激痛
- 呼吸困難
- 失神
などの症状に発展してしまう危険性もあります。
最悪の場合、命にも関わってくるので、しっかりと予防を意識することが大切です。
症状が遅れて出ることも
エコノミー症候群のすごくやっかいなところなんですが、
飛行機に乗ってから1週間後に急に症状が出た…
なんてケースもけっこうあるみたいです。
こんな時間差で来られたら、原因もわかりにくいですし、怖いですよね…
なので、長いフライトを終えてからも、1~2週間ぐらいは、念のため気に留めておきましょう。
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座りっぱなしが多い人は特に気をつけて!
さらにさらにやっかいなことに、乗り物だけでなく、普段から座りっぱなしであることが多い人は要注意!
特にデスクワークをしている人なんていうのは、かなりこの条件に当てはまるはず。
かくいう私も、毎日10時間近くはパソコン作業をしているので、本当に気をつけないと(^_^;)
「私は長時間乗り物に乗ることなんてないから、関係ない話だわ~♪」
なんて油断してる人がいたら、その人のためにも、このことを教えてあげてくださいね。
本当に我慢するのは危ないので!
予防に効果的な対策
では、どのような対策をすれば良いのかという話ですが、これはもうお気づきかもしれませんが、長いこと座り続けなければ良いんです。
そして、血の流れが悪くならないような工夫をすること。
具体的には、
- 1時間に1回くらいは立ち上がり、10分くらい休憩する
- 足をこまめに動かす
- 体を締め付けないゆったりとした服装をする
- 水分補給をしっかりする
※ただし、アルコールやコーヒーは利尿作用があり、逆効果なので飲まない
などです。
やろうと思えばかんたんにできますよね?
飛行機の中とかだと、何度も立ち上がったりするのは難しいかもしれませんが、つま先や太ももの上げ下げぐらいは、その場でできると思うので、ぜひやるようにしてみてください。
あとは、水分補給も忘れずに。
体の水分が足りなくなると、血液の濃度が濃くなり、詰まりやすくなってしまいます。
これを防ぐためにも、飲み物はしっかり摂りましょう。
普通の水よりも、ポカリやアクエリアスなどの電解質が入っているものがオススメです。
あと、水分を摂ると、トイレに行きたくなる人もいると思いますが、そういう方は、通路側の席に座るようにすれば、もし隣の人が寝てしまっても行きづらい…なんて心配もないので安心ですよ。
まとめ
今回は、エコノミー症候群の症状や対策についてお話してきましたが、いかがでしたか?
飛行機に乗る乗らない関係なく、長時間座りっぱなしの人は、いつなってもおかしくはないので、日頃から血栓を作らないように、こまめに立ち上がって体を動かす習慣をつけるようにしましょう。
私もついついパソコンをしていると、何時間も座りっぱなしだった…なんてことがよくあるので、これからはタイマーなどを使って、しっかり時間管理をして休憩を取るようにしたいと思います。
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