赤ちゃんの便秘には砂糖水が良い?作り方や飲ませ方は?
なんだか赤ちゃんが便秘気味…。
これって、放っておいても大丈夫なの?
って心配になったことありませんか?
うちの娘も、普段は毎日出ていたんですが、ある時、急に出なくなって、ものすごく心配しました。
便秘くらいで病院に連れて行っていいものか…、悩ましいところですよね。
うちの母親に相談したら、
「赤ちゃんの便秘には砂糖水よ!常識でしょう、早く作って飲ませなさい」
とサクッと言われ、言われるがままに砂糖水を作って飲ませたところ、しばらくしてちゃ~んと出るじゃありませんか!
まさに、私にとって『赤ちゃんの便秘解消には砂糖水!』という常識がインプットされた経験でした(笑)
それから、娘が何度か便秘に悩んだ時も、砂糖水で問題なく乗り切ることができましたよ♪
今回はそんな、『赤ちゃんの便秘解消には砂糖水』という常識(?)の根拠や、砂糖水の作り方、赤ちゃんにあげるタイミングなどをご紹介していきます。
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赤ちゃんの便秘って?
まずは赤ちゃんの便秘について、理解しておきましょう。
大人のように1日1回というような定義でくくれるわけではなく、赤ちゃんの排便のリズムは個人差が大きいもの。
例えば、毎日出る赤ちゃんもいれば、2~3日に1回しか出ない赤ちゃんもいます。
中には、3日くらい出ないで、出る時は1日に何度も出るような赤ちゃんもいるんです。
なので、何日出なかったら便秘、と決められるわけではないんですね。
ただし、4日以上出ないと、赤ちゃんのお腹が張って苦しがったりすることもあるので、普段から赤ちゃんの排便のリズムを把握しておくのがベスト。
いつものリズムで出なかったり、赤ちゃんのお腹が張って苦しそう、機嫌が悪いなどの様子があれば、便秘のサインと考えたほうがいいでしょう。
赤ちゃんの便秘に砂糖水が効く理由とは?
私のように、赤ちゃんが便秘になって「砂糖水をのませなさい」と言われた経験があるママは多いんじゃないでしょうか?
これだけ聞くと、まるでおまじないとか都市伝説みたいで、本当に効果があるのかどうか謎ですよね。
でも、この砂糖水にはちゃんと根拠があるんです!
糖は浸透圧、つまり外から水分を取り込もうとする力が高く、糖分が含まれる腸内の便にも水分が取り込まれるため、便を柔らかくしてくれる働きがあります。
便秘の原因のひとつは水分不足。
水分が不足すると便は硬くなってしまい、赤ちゃんが自分の力で排便することがとっても難しい状態に。
砂糖水だと、糖分と水分を一緒に摂ることができるので、便秘解消にはピッタリなんですね♪
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砂糖水の作り方は?
赤ちゃんに飲ませるには5%の砂糖水がいいと言われています。
5%というと、ママにとっては「ちょっと甘いかな~」という程度の砂糖水。
「これでホントに効くのかな?」って、私も最初に作った時にちょっと不安でした。
でも、消化器官もまだまだ未発達な赤ちゃんにとっては、5%が適度な濃さ。
いくら砂糖水が効くと言っても、砂糖の量が多すぎると、今度は下痢を引き起こしてしまったり、腸内の悪玉菌を増やす結果になってしまったり。
せっかくの解消法が逆効果になってしまうことも。
赤ちゃんのためにも、濃度はしっかり守りたいですね。
5%の砂糖水の作り方はコチラ↓
- お湯100mlと砂糖5gを哺乳瓶に入れる
- 砂糖がなくなるまで溶かす
- 人肌まで冷ます
赤ちゃんにあげる量は1回、30ml~50mlにしてくださいね!
砂糖は、コーヒーや紅茶に入れるスティックのグラニュー糖を使ってました。
5g入りのスティックを1本使い切りすれば、量る手間もいらないので便利でしたよ♪
砂糖の他にも、オリゴ糖も使えますが、市販のオリゴ糖の中には、合成甘味料などが入っているものもあるので、選ぶ際には気をつけてくださいね。
また、てんさい糖やきび砂糖などは、ミネラルが多く含まれているため、消化器官が未発達な赤ちゃんには与えないようにしてください。
砂糖水を飲ませるタイミング
砂糖水の作り方をマスターしたところで、どのタイミングで赤ちゃんに砂糖水をあげるのか、そのタイミングをお伝えします。
砂糖水を飲ませるのは、ミルクや食事に影響が少ないタイミングがベストです。
ミルクや食事の前に砂糖水を飲ませてしまうと、当たり前ですが、ミルクや食事の量が減り、赤ちゃんの成長に必要な栄養が摂りにくくなってしまいます。
それが余計に便秘を加速させてしまうことにもなるので、ミルクや食事の1~2時間後とか、赤ちゃんのお腹にちょっと余裕ができた頃にしましょう。
さらに、お散歩の後やお風呂の後は汗をかいて体の水分が失われているので、水分補給も一緒にできておすすめです!
まとめ
赤ちゃんが便秘になってしまうと、とっても心配ですよね。
かといって病院に行くのもちょっと大げさだし…、そんな時はぜひ砂糖水をあげてみましょう!
赤ちゃんに砂糖水をあげる時のポイントは、大きくまとめると
- 糖水の濃度は5%
- 1回にあげる量は30ml~50ml
- ミルクや食事に影響が少ないタイミングにあげる
この3つのポイントを守って、便秘に苦しむ赤ちゃんを守ってあげてくださいね。
ただし、赤ちゃんが苦しむ姿を見たくないからと、日常的に砂糖水をあげるのはNG!
虫歯の原因になったり、赤ちゃんに決してよくないので、あくまでも赤ちゃんが便秘気味の時だけの手段として使ってくださいね。
ベビーマッサージなども併用するとより効果的ですよ♪
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