卒乳の方法と進め方のコツ!私がうまくいったやり方はコレ!
赤ちゃんの離乳食が進んでくると、次にママが意識するのが卒乳。
私も娘が1歳近くになると、周りから言われるようになりました。
うちの娘は何でもスローペースだったくせに、離乳食もモリモリ食べるし、なぜか歩き出すのも早かったので、
「もうそろそろ卒乳していいんじゃない?」
「まだミルクあげてるの?」
って結構言われてプレッシャーでした。
しかも、近所にいた1歳上の男の子のママから、卒乳が大変だったという話を聞いていたので、恐怖心も大きくてなかなか決心がつかなかったです。
赤ちゃんの成長とともに、必ず通らなければいけない道とはいえ、タイミングもよくわからないし、できることなら少しでも楽な方法で卒乳したい!ですよね。
今回は、卒乳の方法や進め方のコツ、実際に私がやってみてうまくいった方法をご紹介します!
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目次
卒乳と断乳は違う?
卒乳と断乳って同じような意味で使われていますが、実際には少しニュアンスが違うんです。
卒乳とは、文字通り赤ちゃんが母乳から卒業すること。
つまり、赤ちゃんの方から母乳を欲しがらなくなることなんですね。
断乳は、赤ちゃんがまだ母乳を欲しがっているけど、ママの方から授乳をやめてしまうことなんです。
結果として母乳をやめるというのは同じですが、最近は無理に断乳するよりも、赤ちゃんが母乳を必要としなくなるまで待つ、卒乳の方が赤ちゃんにとっていいとされています。
実際、私の知っているママの中には、2歳を過ぎても欲しがるうちはあげているママもいました。
ただし、これはママの方にも負担がなければ、だと思います。
実際にはママの負担が大きかったリ、お仕事に復帰するというようなことがあると、母乳をやめる必要は出てきますよね。
私の場合も、娘を保育園に預ける予定だったので、断乳と卒乳を掛け合わせたような感じで娘を断乳させました♪
卒乳のタイミングは?
卒乳は1歳になったら!というような、ハッキリした目安があるわけではないので、タイミング選びも迷いますよね。
卒乳のタイミング選びに必要なポイントは5つ。
- 赤ちゃんがひとりで歩くことができる
- 離乳食が3食しっかり食べられる
- 授乳の量が減ってきた
- コップやストローでお茶やミルクを飲むことができる
- 赤ちゃんもママも体調が安定している
これがクリアできていたら、卒乳してもいいタイミングと言えます。
ただし、保育園に通いはじめたとか、引っ越して環境が変わったとか、赤ちゃんやママにとって他にストレスがある時は無理せず先送りしましょう。
そして、真夏は水分をたくさん必要とする時期、母乳をやめることで赤ちゃんが水分をしっかり摂れなくなる心配もあるので避けたほうが安心です。
娘は6月生まれで1歳になってから、さらに真夏を避けて、10月に卒乳しましたよ♪
卒乳の方法は?
「この日から母乳をあげない!」と決めて、スパッとやめるのがポイントです。
最初は赤ちゃんも泣くことがほとんどなので、ママの覚悟も必要です。
1.事前に赤ちゃんに「この日にバイバイしようね」と伝える
卒乳の日の1週間くらい前から、「この日にバイバイしようね」と赤ちゃんに伝え、なんとなくでもいいので卒乳を理解させます。
カレンダーに丸をつけたり、シールを貼ったりしてカウントダウンを一緒にやると、心の準備もしやすいですよね。
この1週間は、生活のリズムや体調を整えておきましょう。
2.当日に「これで最後」と伝えて最後の授乳をする
当日は、朝、離乳食をしっかりと食べさせ、授乳します。
最後の授乳の時は、「これでバイバイね」と言い聞かせて授乳すると、赤ちゃんにも伝わりやすくなります。
3.しっかり体を使って遊ばせて疲れさせる
当日は、できるだけ日中外で遊ばせるなど、赤ちゃんが疲れて夜ぐっすり眠るように仕向けます。
夜はどうしても母乳を欲しがって泣いてしまう赤ちゃんがほとんど。
ママもここで根負けしてしまうことが多いので、赤ちゃんを日中元気に遊ばせておくと、疲れて寝てくれるのでとっても楽になりますよ。
できるなら添い寝をパパに代わってもらったり、協力してもらえると、より楽になりますよね。
赤ちゃんによって個人差はありますが、だいたい3日~1週間ほどで卒乳できることが多いみたいです。
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卒乳に失敗した時は?
赤ちゃんがどうしても泣いて、ママが根負けしてしまうこともあります。
その場合は、スッパリ諦めて卒乳を先延ばしにしましょう。
2~3か月あけることで、赤ちゃんへのストレスが少なくてすみます。
失敗してから十分に期間をあけてあげないと、かえって執着が激しくなって卒乳が難しくなることもあるので気をつけたいですね。
私の卒乳体験談
娘はなにしろ離乳食をモリモリ食べる方だったので、1歳過ぎたあたりから、離乳食の後の授乳を欲しがらないことが多く、助かりました。
夜の授乳だけをやめさせればOK!というところだったので、とにかく夜、絶対負けない!と自分に言い聞かせて挑みました。
1日目
卒乳当日は土曜日を選んで、朝からお弁当を持って公園へ。
思う存分体を使って遊ばせ、夜のお風呂の時間もいつもより少し長めにとってたくさん遊びました。
夜は案の定、母乳を求めて大騒ぎでしたが、そこは私もぐっと我慢。
「朝も言ったよね、もうバイバイだよ」
と言い聞かせ、娘が泣きつかれるのを待つ作戦に出ましたが、失敗(笑)
結局、泣き止まない娘と夜のドライブに出て、夜の街をさまよいました。
この日はほとんど眠れず…。
2日目
この日も近所の公園へ出かけたり、お昼寝の後も散歩をしたりして、とにかく体力を使わせました。
2日目になると、娘自身も学習したのか、泣くには泣いたのですが、「もうないよ~」と言い続けているとあきらめモードに。
だんだん泣き声が小さくなって、日付が変わる頃には眠りについてくれました。
3日目
この日はあいにくの雨。
外で体力を使わせる作戦が使えません(笑)
ベッドの上でジャンプしたり、カーペットの上でゴロゴロ転がって遊んだり、かくれんぼをしたり、家の中で体力が消耗できることを考えてひたすらやり続けました。
夜は心配したものの、娘の方から母乳について「バイバイ?」と聞いてきたので、「うん、バイバイだよ」と答えると、ちょっとしゅんとしてましたが泣きませんでした。
逆に私の方が、娘なりに頑張ってるんだなと感動してしまって泣きそうで危なかったです(笑)
頑張ったご褒美に、絵本を1冊読み聞かせてあげて、ちょっと寝付くまでに時間はかかりましたがちゃんと寝てくれました。
その後も、寂しいそぶりを見せることはありましたが、泣くことはなく、スムーズに卒乳することができました♪
母乳がない代わりに、ギュッと抱きしめてあげたり、腕枕をしてあげたりするのも、赤ちゃんにとってはママの愛情をしっかり受け取れて安心できるのでおすすめですよ。
まとめ
赤ちゃんにとってもママにとっても卒乳は一大イベント。
しっかりとタイミングを見極めて、心を決めてからやるのが成功のポイントです。
- 赤ちゃんに「この日にバイバイしようね」と伝える
- 当日に「これで最後」と伝えて最後の授乳をする
- 当日はしっかり体を使って遊ばせ、疲れさせる
この3つを押さえておくことで、卒乳の成功率はぐっとあがりますよ。
できることなら、パパやおばあちゃん、おじいちゃんに協力してもらえると、ママの負担がぐっと軽くなるので、どんどん助けを借りてくださいね。
卒乳が無事に成功した後は、ママもぐったり疲れているとおもうので、ゆっくり休む時間を取ることを心がけてくださいね。
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