クリスマスリースの意味!飾る期間にも決まりがあった!
クリスマスリースって何のために飾ってるの?
ただおしゃれに見えるから?
いやいや、ちゃんと意味があるんです!
私の家でもよく玄関とかにいつも飾っていたんですが、正直、知らなかったんですよね…
確かにクリスマスっぽくなるけど、ツリーがあれば十分じゃない?とか思っていました(^_^;)
いや、でも毎年飾ってるんだから、何か理由でもあるんでしょ?
と、ふとリースを飾ろうとした時にちょっと気になったので、調べてみました!
そしたら、やっぱりちゃんとワケがありました…
今回は、クリスマスリースを飾る意味について、お話していきます。
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どんな意味がある?
大きく分けて、
- 魔除け
- 農作物の豊作祈願
- 新年に幸福を呼びこむ
この3つの意味を持ちます。
それでは、ここからは、1つずつもっと詳しく説明していきますね。
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魔除けのため
柊(ヒイラギ)や松など、リースによく使われている常緑樹には、殺菌・抗菌作用があることから、魔除けにも効果があるとされています。
ちなみに、常緑樹というのは、「一年中葉っぱがついている木」のことですよ。
でも、殺菌で魔除けって、イマイチつながりを感じないんですが…(^_^;)
なので、ここからは、もっと説得力のある説を(苦笑)
それは、ヒイラギの各部分が、キリストの受難を強くイメージさせるから、です。
例えば、
- トゲ ⇒ キリストが被ったいばらの冠
- ヒイラギの実(赤い) ⇒ キリストが流した血
というように、キリストが十字架にかけられ罰を受ける様子とよく似ているんですね。
そのため、ヒイラギは神聖な木として扱われるようになった、というワケです。
この理由の方が、すんなりと納得できますよね(´∇`)
豊作祈願のため
これは、リースについている、りんごやブドウの蔓(つる)などが、「収穫の象徴」を表しているからです。
ちなみに、ブドウはキリスト本人を象徴するものだと考えられています。
日本では、正月に飾るしめ縄も同じ理由で飾られているんですよ。
新年が幸福に迎えられるように
クリスマスリースって輪っかになっていますよね。
輪のカタチは、始めと終わりの境目がないことから、「永遠の命・愛」を表しているんです!
神さまからいつまでも愛情を注いでもらえる、ということで、縁起が良いんですね。
毎年、ちゃんと飾っている人は、どんどん幸せになれるかもしれませんよ(^^)
リースを飾るのは、こうした由来があったんですね。
色にもちゃんと意味がある!
そして、もう一つ大事な意味を持っているのが、
「色」
です!
よく使われるクリスマスカラーだと、
- 赤…キリストの血、寛大な愛
- 緑…永遠の命・愛
- 白…純潔、雪
- 金・銀…希望、富・豊かさ
このような意味があるんですよ!
どの色も、聖なる夜にふさわしい素敵なメッセージが込められているんですね。
(ちょっと血は怖いけど…)
以上でリースをなぜ飾るのかについては、わかって頂けたかと思います。
そして、もう一つ、調べていた中で、面白いお話を見つけたので、最後に紹介したいと思います。
その前に、ちょっとしたクイズを一つ。
「クリスマスリースはいつまで飾るのが正しいのでしょうか?」
多くの人は、
クリスマスが終わり次第すぐ片付けるよ~
と言うはずです。
でも、本当は別の正しい期間があるんですよ!
もうお気づきだと思いますが、最後は、この飾る時期についてのお話です。
本当はいつまで飾るのか?
本来ならば、
クリスマスの週の4回前の日曜日から翌年の1月6日まで
だそうです。
私はけっこうギリギリにならないのと飾らないので、かなり早いな~とか思ってしまいました(苦笑)
これは、クリスマス当日までの準備期間をワクワクしながら過ごす「アドベント」という期間があるからなんですね。
日本では、あまり浸透していないので、知らない人も多いと思いますけど…
ちなみに、この間には、「アドベント・クランツ」といって、ロウソクを付けたリースを飾ります。
ロウソクは4本で、毎週日曜日に1本ずつ火をつけていきます。
つまり、4本目でクリスマスがやってくるのです。
そして、しまう日が1月6日なのは、この日が十二夜(公現祭)だからです。
公現祭というのは、キリストが誕生したことを祝した記念日なので、これがクリスマス祝いの区切りとなっているんですね。
だから、6日にしまうのが良いとされています。
まあ、日本だと、すぐお正月の準備をしないといけないので、そのままにしておくのはちょっと無理があるかもしれませんが…
飾りたい方は、しめ縄とセットでどうぞ(笑)
まとめ
いかがでしたでしょうか?
クリスマスリースには、魔除けや幸せを運ぶといった、とても大事な役割があったんですね。
今回のお話を聞いたあなたは、飾らずにはいられなくなったはず(笑)
今まで、飾ったことがないという方も、これを機に、ぜひ飾ってみてくださいね(^^)
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