喪中の年賀状の返事は?文例まとめ
喪中だったのに、年賀状をもらってしまった…
返事はどうしたらいいんだろう?
喪中はがきを出していない方から年賀状が来た、なんて経験ありませんか?
実は、私の祖父が亡くなってしまい、ちょうどこの問題にさし当たっていたんです。
事前に伝えなかった、こちらが悪いので、返事はしないと失礼ですしね…
そこで、何を書けばいいのか、わからなかったので、良い文例がないか、いろいろ探してみました。
同じようにお困りの方もいるはずなので、参考になれば幸いです。
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どんなことを書けばいいのか
必ず伝えておきたいのは、この3つです。
- 親族が亡くなったことについて
- 年賀状に対するお礼
※「年賀状」はおめでたい表現になるので、書くときは「年始状」とする - 通知が遅れてしまったことへのお詫び
寒中見舞いは、季節の挨拶のためのものですので、細かい決まりなどはほとんどありません。
なので、この3点にについて、あなたの言葉で書いてもらえれば、大丈夫ですよ。
そうは言っても、文例とか無いと書きにくいよな~…
という方もたくさんいますよね?
そこで、ここからは、お待ちかねの文例集を紹介していきます。
これで、悩まずに書けるはずですよ。
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文例まとめ
例1
寒中お見舞い申し上げます。
年始状、ありがたく頂戴しました。
昨年□月、私どもの父、〇〇が他界いたしました。
喪服中のため、新年のご挨拶は控えさせて頂きました。
欠礼のお知らせも申し上げず、申し訳ございません。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
平成〇〇年 △月(最後に日付を書く)
例2
寒中お伺い申し上げます。
この度は、念頭のご挨拶頂き、誠にありがとうございました。
実は、昨年□月に、父〇〇は急逝いたしました。
連絡が行き届かず、大変失礼いたしましたこと、お詫び申し上げます。
皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
例3
寒中お見舞い申し上げます。
皆様はおかわりなくお過ごしとのご様子、何よりと存じ上げます。
喪中のため、年末年始の挨拶はご遠慮させていただきました。
ご通知が遅れました非礼をどうかお許し下さい。
寒い日が続きますが、風邪など召されませぬようお気を付けください。
1つだけだと自分なりにアレンジするのも難しいかと思ったので、3つの例を紹介させていただきました。
できれば、亡くなった方の名前や続柄なども記載した方が良いですが、例3みたいに「喪中のため」と簡潔にお伝えしても問題はありません。
送る相手の関係を考えて、適切な表現をしましょう。
故人宛にはどうしたらいい?
もう一つ気になるのが、亡くなられた本人にも、年賀状が届くことだと思います。
そんな場合は、どうしたら良いのでしょう?
基本的な書き方は、先ほどの自分宛てのものと変わりません。
ただし、それにプラスして、故人と仲良くしてくれたことへの感謝を言葉にしておきましょう。
具体的には、
「〇〇が生前に賜りましたご厚情に深謝申し上げます」
のような感じで書くといいと思います。
大きな違いはこれくらいなので、
あとは、そこまで気にしなくても大丈夫ですよ。
まとめ
いかがでしたか?
喪中の時の年賀状の返事の書き方について、まとめると、こんな感じになります。
- 喪中であること、年賀状のお礼、通知が遅れたことのお詫びはきちんと伝える
- 故人宛の場合は、上記3点+付き合ってくれた感謝の気持ちを
これで、ちゃんとした返事が書けるはずです。
いつかは必ず通る道なので、この機会に書き方をしっかり覚えておきましょう。
ちなみに、返事は1月8日以降に届くようにしてくださいね。
詳しい理由はこちらで語っていますので、気になる方は、読んでみてください。
かんたんに言うと、7日まではお正月だから、という理由です。
礼儀として、なるべく早く出してくださいね。
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