メニエール病の症状は?原因はいったい何なの?
この前、ニュースで今井翼くんがメニエール病だったことを知りました。
大変だとは思いますが、翼くん好きなので、これからも頑張っていって欲しいですね。
しかし、この病気、めまいが深く関係しているんですね。
実は私も、けっこうめまいがすることがあるので、少し不安に…
そこで、メニエール病の症状と原因について、詳しく調べてみました。
どんな病気になのか、気になる方も多いと思うので、ぜひご覧になってみてください。
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症状
主な症状は、
- めまい(30分~数時間程度のグルグル目が回るような激しいめまい)
- 耳鳴り、耳閉感(耳が塞がれたような感覚)、難聴
この2つで、これらが片側の耳で、何度も繰り返し起こるのが、メニエール病と言われています。
(両耳で起こることもありますが、片耳だけ、というのが一般的です)
人によって、症状の度合いも大きく違い、軽いめまいの人や、吐き気や眼球振盪(がんきゅうしんとう)などを起こす人まで様々です。
※眼球振盪…目が無意識に動いてしまう症状
難聴の場合は、特に低音が聞き取りづらくなる方が多いようですね。
ただし、これらの症状が全て当てはまったとしても、他の病気である可能性もあります。
例えば、
- 突発性難聴
- 前庭神経炎
- 両性発作性頭位めまい症
- 遅発性内リンパ水腫
などのかなり似たような症状の病気がいくつもあるので、すぐに断定することがなかなかできないんですね。
他にも、脳梗塞や脳出血など、命に関わる病気の可能性もあるので、注意が必要です。
脳の病気が原因なら、手足のしびれ・マヒ、ろれつが回らないなどの、別の場所の異変も、判断材料になると思います。
そして、もう一つやっかいなことがあって、他の病気ではないと、はっきり断言できるまでは、メニエール病とは診断されないんだそうです。
その場合は、不全型といって、「一応、メニエール病かな…」的なやんわりとした判定をされます…
しかも、これには3つのタイプがあるんですね。
とにかくややこしいですが、わかりやすいように、かんたんに説明しておきます。
不全型の種類(3タイプ)
蝸牛(かぎゅう)型メニエール病
めまいが起きないタイプ。
早めに治療すれば、完治することも可能。
前庭(ぜんてい)型メニエール病
蝸牛型とは逆で、激しい回転性のめまいが起きる。
先ほどの、前庭神経炎などと間違って診断されることもあるようです。
レルモワイエ症候群
めまいと耳鳴り・難聴が別々のタイミングでやってくる。
症状が少しずつ進行していく特徴も。
やっぱり、これだけ細かく分けられると患者側の立場で考えると、混乱しそうですよね…
わざわざ分けない方が、わかりやすいような気がするんですが(^_^;)
ここまで、症状と少し複雑な分類について見てきました。
では、次からは、原因について、詳しく紹介していきます。
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主な原因
内リンパ水腫という、内耳の中のリンパ液が増えすぎてしまい、水ぶくれになることが原因だと言われています。
画像で言うと、色の付いた部分が内耳です。
平衡感覚を司る半規管ならめまい、音の伝達に関わっている蝸牛なら聴力の不調、という風に、水ぶくれの場所によって症状にも違いが出てきます。
ただ、どうしてこの水ぶくれができてしまうのかは、ちゃんとしたメカニズムは分かっていないんだそうです。
今のところ、この原因になると考えられているのが、
- 精神的ストレス
- 睡眠不足
- 過度な疲労
などです。
几帳面・まじめといった、ストレスを感じやすい性格の方は、特に気をつけた方がよさそうですね。
あとは、塩分の取り過ぎなども影響してくるようなので、しょっぱいものはなるべく控えるようにしましょう。
まとめ
メニエール病について、大まかにでも、分かってもらえたでしょうか?
しかし、医者でもちゃんとした判別が難しい病気なので、素人判断は危険ですね…
病状が悪化すると、完治がかなり難しくなるので、今回の記事を見て、「もしかしたら…」という方は、早めに病院に行った方が良いと思います。
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