方位と方角の違い!かんたんに解説!
「方位」と「方角」って何が違うのか?
その違い、知っていますか?
私は、正直に言うと、まったく同じものだと思ってました(^_^;)
同じことなら、一語で十分なのに…本当に日本語って、ややこしいですよね~。
たまたま、ネットで、この2つは微妙に違うんですよ~、ってことを知り、気になったので調べてみました。
でも、どこを見ても、説明がわかりづらい…
もう少し、わかりやすく教えてくれよ(´Д`)ハァ…
と切実に思ったので、自分なりに、できるだけ、簡単にまとめてみました。
これを読んで、方位と方角の違いについて、しっくり来てもらえれば、幸いです。
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違いは何?
まずは、スマホの辞書で、それぞれの意味をチェック。
- 方角…ある点を基準として、東西南北で表した方向。または、向かっている方向。
- 方位…東西南北を基準として定めた方角
だそうです。
イヤ、いっしょやん…(苦笑)
辞書的な意味としては、どっちもほぼ同じ意味と考えて問題なさそうです。
じゃあ、違いはどこにあるのか?
それは、使い方にありました。
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方位は地理・方角は慣用句
地理の勉強で、「正距方位図法」とかあったのを覚えていますか?
地理で使われる用語は、ほとんどが「方位」で統一されています。
一方、方角は、「あさっての方角」、「あっちの方角」など、慣用句や、日常的な表現で使われることが多いです。
これは、
- 方角:観測した地点を基準にしている
- 方位:子午線(北極と南極を結ぶ線)を基準にしている
という違いがあるからです。
つまり、方位は、
常に一定となる基準があるので、地図などの、共通した方向を示すのに適している、
ということですね。
逆に、方角は、
観測者からの視点なので、自由度があり、口語的な表現として使いやすい、
といった感じでしょうか。
このように、もう一方の語に変換すると、意味がおかしくなってしまうこともあるので、ちゃんと違いがあることが、わかりますよね。
まとめ
方位と方角の違い、いかがでしたでか?
簡単に言ってしまえば、
意味はだいたい同じだけど、実際に使う時は、しっかり区別されている
というのが、結論ですかね。
普段の生活で使う場合は、とりあえず「方角」で、統一しておけば、特に問題ないかと。
こうした実用的な例で比較されると、やっぱり別物で、両方ないと困るよな~、と実感しました。
日本語は奥深いですね…
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