年越しそばの由来!いつ食べるのがベスト?
どうして年越しそばを食べるんだろう?
私の家では、毎年、年が明ける直前(11時半ごろ)にそばを食べています。
その前にガッツリ夕食も食べるので、なかなかヘビーなんですよね…(^_^;)
そこまでして食べなきゃいけないの~?といつも思うんですが、頑張って食べるのにはそれなりの理由があるからです!(たぶん…)
昔、おばあちゃんに
「大晦日にそばを食べると、長生きできるんだよ~」
と聞いた覚えがあるんですが、本当のところはどうなのか?
年越しそばの由来について、徹底的にリサーチをしてみましたよ!
さらにさらに!
意外と気になっている方も多い、食べるときのベストなタイミングについても、お話していきます。
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どうしてそばを食べるのか?
年越しそばの始まりは、江戸時代からだそうです。
その頃は、「三十日そば(晦日そば)」と言って、毎月月末になると、そばを食べる習慣がありました。
旧暦では、月末は晦日と呼ばれていたため、この名前が付いたんですね。
どうして、そばかというと、月末は、棚卸しや集金作業など、商人には、かなり忙しい時期でした。
(今も同じですけど…笑)
なので、安くて、素早く食べられるそばが最適だったワケですね。
こうした利便性だけではなく、もちろん他にも意味があって、食べています。
むしろ、今では、こっちがメインですしね。
調べてみると、けっこういろんな説があったのですが、その中でも、有力な4つの理由を紹介していきます。
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1.健康・長寿のため
これがいちばん有力とされています。
ウチのおばあちゃんも言っていたヤツです。
そばのように、細く長く生きられる
ということで、来年も健康も過ごせますように、という願いを込めて、食べます。
ちなみに、関西では、うどんを食べるところ(太く長く生きる)もあるみたいですね。
2.苦労や災難を断ち切るため
そばはちぎれやすいことから、これまでの嫌なことを、断ち切ってくれる、という意味で食べる、という説もあります。
1番目とは、反対の理由になっているのが面白いですよね。
なので、「縁切りそば」とか「年切りそば」なんて呼ばれることも。
ちょっと、ネーミングが怖い感じもしますが…(^_^;)
「でも、そばってそんなにちぎれやすいか?」
と思ったのですが、そば粉100%で作ったものはかなりちぎれやすいそうです。
しかし、大抵は、山芋や小麦粉などをつなぎとして使っているので、そんなに切れないんですね。
あまり料理しないんで、こちらも勉強になりました(笑)
3.金運が良くなるから
昔、金銀の細工職人たちは、細工する際に、散らばってしまった金などを、そば粉で作った団子で集めていたそうです。
そば粉は、水に溶けやすいので、水に入れると、金だけが残る、という仕事の知恵だったワケです。
だから、お金に恵まれるという理由が生まれたんですね。
そばを残してしまうと、逆にお金に恵まれない、というウワサもあるので、残さずしっかり食べましょう!
4.強い人になれるように
そばの花は、激しい雨や風邪に打たれても、次の日には、すぐに立ち上がると言われています。
そのため、辛いことがたくさんあっても、めげずに立ち上がれる人になれる、という意味が込められているんですね。
これで、由来については、十分にわかってもらえたはず。
なので、ここからは、いつ食べたらいいのか?という疑問にお答えしていきます。
ベストな食べどきはいつ?
別に、この時間に食べるのが良い、みたいな正式な時間帯はありません。
だから、いつ食べてもOKということです。
実際に、みんなはどの時間帯に食べているのか、というと、夕食か年越し直前が多かったです。
ただし、年が明けるまでに食べないと、縁起が悪いそうなので、あまりギリギリに食べるのは、良くないかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたか?
年越しそばの由来について、最後に、もう一度、おさらいしておきましょう。
- 細く長く生きるため
- 今までの苦労や災難を切るため
- 金運アップのため
- 打たれ強い人になるように
これらのご利益が全部頂けるように、残さずしっかり食べないといけないですね~(´∇`)
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