いかなごのくぎ煮の由来!変わった名前になったのはナゼ?
いかなごのくぎ煮?
なんだか不思議な名前だな~。
どうしてこんな名前になったんだろう?
この前、テレビの特集で、「いかなごのくぎ煮」という神戸の郷土料理を知りました。
見た目は、ふつうの佃煮みたいな感じなので、別に珍しくもなんともないんですが、気になったのは「くぎ煮」という、その名前。
「いっしょに釘でも煮てるんだろうか?
ってか、そんなの食べれるのか…?(^_^;)」
なんだか不安になってしまったので、くぎ煮になった真相を確かめるべく、徹底調査をしてみました!
私のように、謎に思っていた方も、これを見れば、解決できますよ!
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くぎ煮の由来は?
見た目が錆びた釘に似ているから
というのが、いちばんの理由になっています。
確かに、言われてみると、そう見えるかも。
ホントに釘を入れてるワケではなかったんですね~。
これで安心できましたε-(´∀`*)ホッ
また、出来上がりだけでなく、作っている間の様子も、釘を煎っている様子に似ている、というのも、理由の一つになっているそうですよ。
そこから、
釘煎り ⇒ 釘り ⇒ くぎ煮
と変化していったんですね。
これで、名前の由来ははっきりしましたが、この料理がいつ誕生したのかはまだわかりませんよね?
なので、次は、くぎ煮誕生のヒミツについてご紹介していきます。
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いつできたのか?
詳しい年代などは、明らかになっていませんが、神戸の長田港が、最初だと言われています。
いかなご漁をしていた、漁師たちへのまかない料理として、いかなごの佃煮を出したのが、くぎ煮の元となっているようです。
保存も効くし、調理も簡単なので、漁師メシには、ピッタリですね!
なんと、常温で1ヶ月は日持ちするんだとか(゚д゚)!
1回でまとめて作れば、かなり長持ちしますね~。これはすごい!
ちなみに、この当時は、砂糖は高級品だったので、一般家庭には、ぜんぜん広まりませんでした。
この頃の漁師さんは、けっこう裕福だったんですね~。
一般に広まったのは、戦後のお話だそうです。
そして、今の名前が付けられるようになったのは、1960年ごろ、垂水区(たるみく)の漁協の方が名づけたというのが、有力とされています。
こうして、あのくぎ煮ができたというワケですね!
おいしい作り方
美味しそうだから、一度作ってみたい!
と思った方もいるはずです。
そんなあなたのために、作り方もご紹介しておきますね。
レシピ
- いかなご・・・1kg
(とにかく鮮度が命!) - ざらめ・・・・230g
- しょう油・・・200cc
- 酒・・・・・・50cc
- みりん・・・・150cc
- 生姜・・・・・20g
作り方
- いかなごを水洗い(2~3回)
- 鍋に調味料などをすべて入れる
- 煮立ったら、いかなごを鍋に入れる
※この時、いかなごがくずれないように、混ぜないのがポイント - アルミホイルなどで落としぶたをして、水気が無くなるまで煮たら完成!
実際に作り方を見てみると、かなり簡単に作れるんですね!
料理下手な私も、これなら作れそう(笑)
「でも、ウチの近くにいかなご売ってないよ~(´Д`)」
「やっぱり自分で作るのはめんどくさいわ~…」
という人もやっぱりいると思うので、そんな人にはこちら。
![]() ほかほかごはんと相性抜群!淡路名産のいかなごの釘煮は甘辛さと生姜の風味が絶妙で、思わずも… |
ふつうに通販もあるので、こちらで買えばいいかと。
まとめ
いかなごのくぎ煮の由来はいかがでしたか?
こうした変わった名前になったのは、見た目が大きく関係したいてんですね。
釘を一緒に煮込んでいるわけではなくてよかったです。
(少しだけ、味が気になりますが…苦笑)
私も佃煮は、けっこう好きなので、そのうち食べてみたいですね~(´∇`)
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