おはぎとぼたもちの違い!いったい何が違うの?
おはぎとぼたもちって、見た目同じに見えるんだけど、何が違うの?
私は、甘いものが好きで、どちらもよく食べるのですが、未だに、その違いを判別できません…
あなたは、わかりますか?
「いや~、正直、わからないっす…(^_^;)」
という方が多いと思います。
ちょうど、先ほどのおやつでおはぎを食べたところなので、すごく気になったんですよね~。
ということで、今回は、おはぎとぼたもちの違いについて、まとめてみました!
すると、一般人では、とても見分けがつかない(?)いろんな違いがあることがわかりましたよ!
それでは、さっそく、お話していきますね~(´∇`)ノ
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何が違うの?
今まで、「違いが~」と何度も口にしてきましたが、
基本的には、どっちも同じもの
です…
でも、違いはちゃんとあるんですよ!
こんなこと言われたら、さっぱりワケがわかりませんよね(^_^;)
自分でも、よくわからん(苦笑)
すごくややこしくなってますが、これから、ちゃんと説明していくので、落ち着いて、続きを読んでみてくださいね。
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違いは大きくわけて、4つあります。
それでは、一つずつ、見ていきましょう!
1.食べる季節
- 春に食べるのがぼたもち
- 秋に食べるのがおはぎ
すごく単純ですが、これだけです。
季節によって、呼び方が違うんですね。
それでは、こうなった理由について、解説していきましょう。
まず、それぞれの名前を漢字で書くと、「牡丹餅」、「御萩」となります。
花に詳しい人なら、もう気づいたかもしれませんが、牡丹は春、萩は秋の花なんですね。
つまり、季節の花に見立てた呼び名を使っている、というワケです。
「でも、夏と冬はなんて呼べばいいの?」
という質問が出てきますよね?
夏は「夜船(やせん)」、冬は「北窓(きたまど)」と呼びます。
これらの由来は、おはぎは、おもちのように、ついたりしないことから、来ています。
つかない ⇒ ついたことがわからない ⇒ つき知らず
ということで、
- 夜船…着き知らず(夜の船は到着がわかりにくい)
- 北窓…月知らず(北の窓からは月が見れない)
にかけて、この名前が使われるようになったんですね。
ここで、
「ホントに、つかないんですか~?」
と気になったので、作り方の動画を確認してみました。
まあ、少しはついてますが、杵でペッタンペッタンする程ではないので、これなら、周りに、餅をついていることは知られなさそうですね(笑)
2.形・大きさ
これは、先ほど紹介した花によって、形や大きさが、少し違います。
それでは、両方の花を見比べてみましょう。
牡丹
特徴:丸くて大きい
萩
特徴:小ぶりで細長い
この特徴から、
- ぼたもち…丸くて大きい
- おはぎ…小さめで楕円形
という風になっているようです。
でも、コレって、個人の感覚によって全然変わってくるんじゃ…(^_^;)
だから、イマイチ浸透してないのかな(苦笑)
3.あんこの種類
お次は、あんこに注目してみましょう。
- おはぎ…つぶあん
- ぼたもち…こしあん
こちらもアッサリしてますね。
この話も、季節が深く関係しています。
あずきの収穫時期は、秋です。
秋の採れたてあずきは、皮がやわらかいので、皮ごとつぶして、つぶあんにできます。
しかし、春まで置いといたあずきは、皮が硬くて、そのままでは食べづらいので、皮を取って、こしあんにします。
このように、あずきの状態が違うので、製法もそれに合わせて、変えているというワケです。
ただし、今は、保存技術なども進化して、どちらのあんも、一年中食べられるので、違いを気にする必要はありません。
まあ、豆知識として、覚えておいてくださいな…
4.もち米の状態
最後は、中身のもち米です。
これも微妙な違いですが…
- ぼたもち…つぶつぶ感が残っている
- おはぎ…もち状(つぶつぶ感がしない)になっている
あとは、
もちごめの比率が多いとおはぎ
うるち米の比率が多いとぼたもち
という分け方もあるみたいですよ。
まとめ
いかがでしたか?
最後にこちらの表で、もう一度、おさらいしてみましょう。
ぼたもち | おはぎ | |
---|---|---|
季節 | 春 | 秋 |
形・大きさ | 丸くて大きい | 小さくて楕円 |
あんこ | こしあん | つぶあん |
もち米 | つぶ感がある | もち状 |
季節の変化に応じて、呼び方を変えるというのは、とても風情があって、日本らしさがよく出ていますよね~(´∇`)
こうして見てみると、けっこういろんな違いがあるんですね。
ちなみに、今はおはぎと呼ぶことが多くなっているようです。
言われてみると、私も、おはぎの方が、よく食べるかも!
これは、東京では「おはぎ」が主流で、それが全国に広まり、定着したのが理由とされています。
なので、どっちかわからなければ、とりあえず、おはぎって言えば、なんとかなるはずです(笑)
ただし、関西の方では、ぼたもち派が多いみたいですけどね。
という、最新のおはぎ事情でした。
今回は、これにて終了です。
読んでいただき、ありがとうございました(^^)
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