熱中症の対策!牛乳が良いってホント?
熱中症対策には牛乳!?
いやいや、あんまり効果は期待できなさそうなんだけど…(^_^;)
熱中症には牛乳が良い、というウワサを、友達から教えてもらいました。
牛乳って、水分補給には向いてなさそうだし、ふつうに水とかスポーツドリンク飲めばいいじゃん…と思ったのですが、何やら違う効果があるそうです。
詳しく話を聞いてみると、そういうアプローチの仕方もあるのか~と感心してしまいました。
熱中症を気にする人には、興味深い内容だと思いますので、紹介していきますね(^^)
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飲むタイミングが超重要!
まず、注意しておかないといけないのは、飲むタイミングです!
これを間違えると、ほぼ効果ナシになっちゃいます…
なので、タイミングだけは間違えないように!
では、いつ飲めばいいの?ということですが、それは、
運動後30分以内
です。
詳しい理由については、後でちゃんと説明するので、ここでは、運動について補足しておきます。
基本的には、少しキツイな~と感じるレベルの運動を30分~1時間くらいすればOKです。
週に4回以上するのが理想です。
…と言われても、何をしようか迷って、結局何もしないと意味がないので、具体的な運動もひとつ紹介しておきましょう。
それは、インターバル速歩です!
これは、運動不足の人や、高齢者にもできる運動なので、誰でも気軽にできますよ。
やりかたは簡単で、早歩きとふつうに歩くのを3分ずつ交互に行い、これを5セット繰り返すだけです。
早歩き(3分) → ふつう歩き(3分) → 早歩き ・・・ ×5セット
という感じですね。
歩き終わったら、コップ一杯程度の牛乳を飲めばいいだけ。
これを続けると、熱中症に負けない体づくりができてしまうのです!
あと、もう一つだけ言っておきますが、牛乳は運動後だけでいいですからね。
牛乳は脂肪も多いので、飲み過ぎると太ってしまうので(^_^;)
なので、ふだんは水やお茶などを飲んでくださいね。
しかし、なぜこのやり方が良いのか気になりますよね?
それでは、お待たせしました。
その理由について解説していきます!
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どうして運動後の牛乳がいいのか?
この理由は、体温調節機能がパワーアップするからです!
熱中症は、汗をうまくかけず、体温調節のバランスが崩れて、熱が体にこもってしまうから起こるんですね。
つまり、体温調節がちゃんとできていれば、熱中症になるリスクを減らせるんです!
このメカニズムを簡単に説明すると、まず、キツ目の運動をすることで、アルブミンというタンパク質の生成能力が高くなります。
このアルブミンは、血液中に含まれていて、濃度が高くなると、血中の浸透圧が高まり、体の水分を血液に集めてくれるはたらきがあるんですね。
血液に水分が増えると、その分、血液量も増えます。
血液量が増えると、血流も良くなり、汗をかきやすくなることで、熱を体の外へ上手に逃すことができるようになる、という理屈です。
だから、体温調節能力が上がるんですね。
このアルブミン生成能力が高くなるのは、運動後30分~1時間までと言われています。
この時間内に、原料になるタンパク質を摂取することで、アルブミンをたくさん作れるわけですね。
だから運動後がいいんです!
もし、もっと詳しく、ちゃんとしたデータとかも見たい!という方は、こちらを見てくださいね(´∇`)ノ
牛乳が苦手・飲めないという人へ
ただ、牛乳って、クセのある飲み物なので、苦手という方もけっこういると思います。
そんな方は、チーズやヨーグルトなど、他の乳製品でも大丈夫ですよ。
吸収率が良いということで、いちばんオススメなのは牛乳なのですが、辛いなら、無理せず乳製品を食べてくださいね!
しかし、アレルギーなどで、どうしても飲めないという場合は、どうしたらいいのでしょう?
そういう方は、大豆プロテインなどで代用するのもいいかと思います。
プロテインもタンパク質を効率良く摂取できるので、効果は期待できるんじゃないかと。
ただ、飲んだことのある私の感想ですが、味は・・・です(苦笑)
まとめ
牛乳による熱中症対策について、紹介してきましたが、いかがでしたか?
体温の調節機能を高め、暑さに負けない体になるので、ぜひ取り入れてみてくださいね。
丈夫な体になって、熱中症も吹き飛ばしましょう!
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