有酸素運動と無酸素運動の違い!それぞれの基準は何なの?
1キロのダンベル運動って、無酸素運動になるの?
これ、仕事でお付き合いのある方と、ダイエット話に花が咲いた時に、疑問に思ったことなんです。
彼女は、ダンベルを使っているので、無酸素運動だと思っていたようですが、私は、それは有酸素なんじゃない?って思ったんですよね。
しかし、よく考えてみると、いったいどっちが正しいのか、根拠がいまいちわからない…
そんなわけで、有酸素運動と無酸素運動の違いについて、詳しく調べてみましたよ。
この違いをちゃんと理解しておくと、ダイエットなどにも役立ちますから、この機会に覚えちゃいましょう!
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有酸素と無酸素を分ける基準とは?
はっきり言ってしまうと、明確な基準はありません。
例として、ダンベルトレーニングを挙げますが、
○kgまでは有酸素運動で、□kgからは無酸素運動だ!
みたいな、ちゃんとしたボーダーはないようです。
一応、基準になりそうなものとして、
- 心拍数が10%程度上がる運動(ハアハアするくらい) → 有酸素
- 心拍数が30%以上上がる運動(ゼエゼエするくらい) → 無酸素
とのことです…
ただ、
「心拍数なんて、いちいち計らないんですけど…(^_^;)」
と思ってしまいますよね(苦笑)
なので、結局、私らのさじ加減で決まっちゃうわけなんです。
なんとも、微妙な答えが出ましたが(いや、出たのか?)、ここからは、一般的な考えで分けたとして、それぞれの運動の特徴を見比べていきましょう。
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有酸素運動の特徴
まず、有酸素運動は、
- ウォーキング
- ジョギング
- エアロビクス
などなど、時間をかけて、じっくり行う運動のことです。
酸素をいっぱい取り込み、脂肪をエネルギーとして消費する割合が大きいので、脂肪燃焼したい人におすすめの運動ですね。
あくまでも、比率が大きいってだけで、100%脂肪を燃焼するわけではありませんよ。
実は、私もそうだったのですが、こう思っていた人、意外といるんじゃないでしょうか?
正しくは、基本的に運動をすると、糖と脂肪の両方が、エネルギー源として消費されているんですね。
なので、
糖:脂肪 = 50:50
で消費されていたのが、
糖:脂肪 = 40:60
みたいに、脂肪の方が、糖分よりも、使われやすくなる、というのが正解なんです。
有酸素運動を20分以上しないといけない理由
あと、有酸素運動で有名なお話として、20分以上しないと、脂肪が燃えないというヤツ、ありますよね?
こちらについても、ちゃんと話しておこうと思います。
先ほどの比率の話を聞けばわかる通り、別に、10分やっただけでも、いちおう、脂肪は燃えています。
ただ、その割合が低いってだけですね。
それと、20分以内は、体についてるムダな脂肪たちではなく、血中の脂肪がエネルギーとして使われやすいんです。
なので、血が脂でドロドロになるのは抑えてくれるけど、体にこびりついたムダな脂肪たちは、ほぼ影響なしというわけですね(^_^;)
で、20分以上経つと、血液中の脂肪を使い切り、ようやく、あの憎い脂肪が燃えていきますよ~、ということです。
だから、20分以上しましょうね、とよく言われているんですね。
無酸素運動の特徴
もう一方の無酸素運動は、
- ウェイトトレーニング
- 筋トレ
- 全力ダッシュ
といった、とにかくキツ~い運動のことです。
こちらは、何よりも、瞬発力が求められるので、筋肉が酸素を十分に取り込む余裕がありません。
なので、脂肪を燃やす燃料となる酸素が足りないので、その分、糖が多めにエネルギーとして使われます。
筋肉をつけて、引き締まった体になりたい人や、代謝をアップさせて、太りにくい体になりたい、という方におすすめです。
ちなみに、「無酸素」なんて言ってますが、かなりハードな運動でも、それなりに、酸素は取り込んでいるそうですよ。
(「無酸素ちゃうやん!」ってツッコみたくなりますね 苦笑)
まとめ
いかがでしたか?
有酸素運動も無酸素運動も、美しくやせたいなら、どちらも必要な運動です。
念のため、おさらいしておきましょう。
- 有酸素で体に溜まった脂肪を燃やす
- 無酸素で引き締まった太りにくい体を作る
こうした目的でやっているんだ!と意識することで、モチベーションも上がりますし、効果的に運動することができるようになります。
キレイに美しくダイエットするために、ぜひ、活かしてみてくださいね(^^)
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